この記事は・・・
- 毛周期について知りたい
- 効果的に脱毛がしたい!
- 毛周期と脱毛の関係性が知りたい
こんな事を考えているあなたにおすすめです!
脱毛と毛周期は密接に関係しています。
効果的に脱毛をするには各部位の毛周期サイクルに合わせた脱毛プランが必要です。
早く脱毛を完了をさせたいからといって脱毛頻度を早めても意味がないばかりか肌にダメージを与えることになってしまいます。
効果的な脱毛プランを組み立てる為にもまずは毛周期について学んでいきましょう。
毛は2種類あるの知ってましたか?
毛の種類
毛の種類には性毛と無性毛の2種類があります。
性毛
性毛は思春期になると生え始めてくる毛のことです。
性毛の特徴は
- 男性ホルモンの影響を受けやすい
- 硬くて太い毛が密集している
- 生えている向きが不規則
- 毛周期が長い
です。
男女共に生える毛の部位は
- ワキ毛
- 陰毛
です。
男性のみに生える毛の事を男性毛と呼びます。
男性毛には
- 髭
- 胸毛
- 陰毛上部
- 背毛
があります。
無性毛
無性毛の特徴として
- 毛の流れが規則的
- 毛周期が短い
が挙げられます。
無性毛の部位は
- 髪の毛
- 眉毛
- まつ毛
- 鼻毛
- 耳毛
- 手足の毛
などが該当します。
脱毛で効果を得やすいのは無性毛です。
毛周期とは
私たちに生えている毛には「毛周期」があります。
毛周期とは字のごとく「毛の周期」です。
毛周期は大雑把に分けると
- 成長期
- 退行期
- 休止期
の3つの周期に分けられます。
成長期
成長期は毛が成長している時期です。
脱毛で照射するのは成長期の毛に対してです。
退行期
退行期は毛が毛根から離れていく時期です。
毛根から離れているがまだ毛穴の中には入っている毛もあります。
軽く引っ張ると簡単に抜け落ちるのが特徴です。
退行期の毛は毛根から離れているので脱毛効果はありません。
休止期
休止期は毛根から毛が生えていない時期です。
毛がそもそもないので脱毛効果はありません。
脱毛と毛周期の関係
完全脱毛の脱毛サロンは毛根を破壊することで毛が生えないようにしています。
家庭用脱毛器はサロンよりも照射パワーが弱いので毛根を弱らせることで減毛効果を得ています。
どちらにしても毛がある状態でないと脱毛器の光ダメージを毛根へ届けることができないので退行期や休止期の脱毛は意味がありません。
毛周期は部位によってそれぞれ期間が違います。
部位別の毛周期期間を見ていきましょう。
部位ごとの毛周期期間
部位 | 成長期 | 休止期 | 毛周期 |
頭髪 | 2年~6年 | 3~4ヵ月 | 2年~6年半 |
髭 | 4ヵ月~1年 | 2~3ヵ月 | 6ヵ月~1年3ヵ月 |
ワキ | 4ヵ月 | 3ヵ月 | 7ヵ月 |
腕 | 3~4ヵ月 | 5~6ヵ月 | 8~10ヵ月 |
脚 | 4ヵ月 | 6ヵ月 | 10ヵ月 |
VIO | 1~2年 | 1~1年半 | 2~3年半 |
毛は成長期を経て退行期で抜け落ち、毛がない休止期を過ごして1周期となります。
※退行期の毛はいつ毛穴から抜けてもおかしくない状態で期間も非常に短い為記載はしていません。
休止期は毛が生えていない時期なのに、どうして髪の毛やムダ毛がツルツルにならないのか疑問ですよね?
結論から言うと全ての毛は均等に生えている訳ではなくバラバラに生えているからです。
同じ部位でも、成長期の毛があったり、休止期の毛があったりします。
皮膚表面に見える毛の割合
毛穴の数や密度は妊娠6ヵ月で決まります。(生まれて大人になってから毛穴の数が変わることはない)
人間の身体(首から下)には約500万本の毛が生えていると言われています。
しかし、皮膚表面に見えている毛はおよそ140万本ほどで、残りの360万本は体内に潜んでいます。
髪の毛の本数が約10万本ですが、「身体の毛は本当にそんなに多くあるの?」と思いますよね。
実際は毛の太さや長さが違うだけでムダ毛や小さい毛も含めて人は体中毛だらけです。
肌表面に見えている毛の割合は約10%~20%だと言われているので、全ての毛を脱毛するのに単純計算でも最低5回以上脱毛をする必要があることになります。(20%×5回=100%)
毛周期の調べ方
今生えている毛が成長期なのかどうか見分けることが出来れば脱毛する日にちを選びやすくなると思いますが、結論から言うと成長期の毛は見分けがつきません。
そもそも毛周期には個人差が大きく、部位によっても差が大きいので厳密に1本1本見極めることは不可能に近いです。
毛周期を無視して脱毛したら
早くツルツルになりたいからと毛周期を無視して脱毛したらどうなるでしょう。
結論から言うと脱毛頻度を増やしても脱毛は早く完了しません。
毛が生えてくるのにどうしても時間がかかるからです。
毛がまだ生えていない部位に対して照射をしても何の脱毛効果も得られないばかりか、肌にダメージを与えることになります。
とはいえ脱毛頻度があまりに少なすぎても効果を得づらいです。
多くの脱毛サロンで2ヵ月に1度の照射を推奨しているのは、身体の多くの部位の毛周期に合わせているからです。
毛周期が乱れる原因
毛周期が乱れる原因には
- 加齢
- 生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れ
- 毛抜きによる自己処理
が挙げられます。
加齢
加齢によりホルモンの分泌がどんどん少なくなることで毛周期の乱れに繋がります。
こればかりは変えられるものではないので潔く諦めましょう。
生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れ
生活習慣とは主に睡眠リズム、食事、ストレスなどが挙げられます。
夜遅くまでの徹夜や暴飲暴食、過度なストレスはホルモンバランスを崩す可能性があります。
ホルモンバランスの崩れが毛周期の崩れに直接影響してきます。
生活習慣は変えられるものなので規則正しい生活が送れるよう意識していきましょう。
毛抜きによる自己処理
ムダ毛処理時に毛抜きで毛根ごと引き抜くことによって毛根が壊れ毛周期の乱れに繋がります。
ムダ毛処理は抜くのではなく剃るようにしましょう。
毛周期まとめ
脱毛する上で毛周期は切っても切れない関係があることが分かりました。
多くの脱毛サロンでは2ヵ月おきに1度の照射を勧めています。
家庭用脱毛器であれば2週間に1度の頻度で照射が出来るので「もっと細かい頻度でもれなく脱毛したい方」や「自分のペースで脱毛したい方」におすすめです。
家庭用脱毛器でおすすめなのはズバリ「ケノン」です。